広角レンズで撮影
シルエットで学ぶ基本ポーズ集

広角レンズで撮影したデフォルメなポーズ1選

広角レンズで撮影する意味

これは脚長のポーズと言えますが広角レンズが仕上がりを左右しています。この片足を斜め前に出すポーズですが ” 右脚に比較して左脚が極端に長く ” なっています。


このように見える原因は二つ考えられます。

  • モデル自身が左脚を極端に前に出している
  • カメラマンとモデルとの距離が近く、かつ広角レンズを使用して撮影した
の何れかですが、このモデルイラストは「後者」のようです。

このポーズは脚長に見えるメリットはありますが、足を前に出した分 ” 太く大きく見えるデメリット ” もあります。

モデルの作品撮りでも十分な距離が取れない場合、広角レンズは使用しますが全体のバランスを見て不自然にならないように注意します。カメラマンとの距離が少ないにもかかわらず全身撮影をするならセンス良くまとめる感性が不可欠です。

広角レンズを使用するケース

いくつか考えられます。

  • デフォルメしたアングルでインパクトを高める
    ヒップホップに代表される両手を上げて、片足を前に出すポーズではシューズが非常に大きく見えるケースがあります。ストリート的な要素を取り入れたカジュアルな表現に合っています。
  • 撮影スペースが小さい
    何らかの事情でスペースが極端に小さいケースで使用します。

    広角レンズといっても幅は広く35mmカメラで換算して24mm~35mm程度が人物撮影に向いており、選択するmm数で歪の程度が決まります。カメラを足元近くに設置すれば更に歪みが強調されます。
  • グループショットに最適
    これもスペースの問題が関係します。限られたスペース内で大勢の人数を撮影するケースには必須のレンズです。

まとめ

広角レンズはカジュアルに撮影するケースで使用します。広告より雑誌で用いられる印象が強く低予算でも様々なシチュエーションを創り上げることが出来ます。

次はミニスカート+ブーツのコーデの特徴
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